1995年10月6日、横浜にて生まれる。優しい母猫と兄弟たちと元気に生後2ヶ月まで過ごす。12月1日、五十畑家(梶原の結婚後の姓です)に引き取られる。以後我が家の同居動物第3号として日々を共にしている。わがまま大爆発の困った女王様気質に家族は辟易。97年2月25日には子猫4匹を無事に出産するも育児を半分放棄。現在は避妊手術を済ませ、やはりわがまま放題に暮らしている。
 
1996年5月10日、名古屋にて生まれる。最初の出会いは同年8月中旬。練馬区の某ペットショップにて、8万円の値をつけられていたところを五十畑夫婦がチェック。9月16日、妻が独身の時に他界したシャム猫・ペルの墓参りの帰りに再度そのペットショップに寄ってみたところ、5万円に値下がりしていたため、売れ残りへの憐愍感、そして何やら運命的なものも感じつつ、半ば衝動的に購入。以後、五十畑家の同居動物第4号として生活を続ける。花子の夫ではない。が、花子が実家の許婚との間に設けた子供の育児を自ら買って出て、花子以上に子猫たちにも慕われた。
 
共に五十畑夫婦が独身時代に同居していたセキセイインコ。ニンゲンの結婚と同時にインコたちもめでたくゴールインし、仲睦まじく暮らしていた。
うりゃうりゃは1994年5月、五十畑夫が阿佐谷の変な雑貨屋のようなお店で購入。店内で目が合った際にお辞儀をしながら寄ってきたのが縁のはじまり。以後鼻の頭をぶつけて鼻血を出すなどのトラブルに見舞われながらも、元気に育っている。
ハチは1993年5月、梶原が仕事中に市谷の交差点にて路上に張り付いて動けなくなっているところを保護。先天的な奇形らしく、足が真下にではなくV字型に後方に向かって伸びてしまっていて、直立することができない。おそらくは前の飼い主が奇形を気味悪がって捨ててしまったものと思われる。本人は奇形であることの自覚などはまったくなく、うりゃうりゃに対しても我々に対しても気の強い一面を見せている。美人である。残念ながら、1998年12月に天寿をまっとうし他界。
 
ハチ他界後、さみしがるうりゃうりゃを慰める目的で、1998年12月23日に池袋の東武百貨店にてクリスマス・セールとなっていたところを、デパート商品券で購入。素行はうりゃうりゃ以上にユニークで、常に家族を笑わせてくれる。なぜか股が開き気味。口数が多く、食べ方が汚い。いたずら好き。今ひとつなついていない。

花子の末娘。通常の体重の半分、50g足らずという超未熟児として生まれたが、どういうわけか兄弟のなかでもっとも気の強い猫となってしまった。現在は妻の実家にておおいに甘やかされながらも、すくすくと育っている。

花子の長男と長女。お隣り夫婦へ兄弟2匹で里子になった。桃子ほど気が強くはないがいたずら好きのグーと、控えめだが実は要領良く悪いことをしているミーのコンビは絶妙。2匹とも麦次郎とは大の仲良しだが、花子からはどういうわけか嫌われている!?

花子の次男坊。大金持ちの家庭に引き取られ、大型の猫3匹とゴールデン・レトリーバー1匹の中で大威張りしながら暮らしている。なぜか、そのご家庭の娘さんだけは「ちゃーちゃん」と呼んでいるらしい。兄弟の中で、唯一パパとなった。一丁前だなあ。